「お金 2.0」を読んだ結果。

「お金 2.0」を読んだ結果。

ぼくの読書

一般的に本ってどのくらい読むものなのでしょう? 僕はものすごくムラがあって、1週間に数冊読むこともあれば、1カ月ぐらい読まないことも普通です。大体、読みたいと思う本を見つけたときに、流れで数冊読んでしまうというのがお決まりパターン。ジャンルはあまり気にしていないので、小説だったり新書、ビジネス書などバラバラです。けれど、iPhoneを持つようになってからは読書量がホントに減りました。昔は本だけで月に数万円使うこともザラでしたが、今は使っても数千円です・・・
 

お金 2.0 – 新しい経済のルールと生き方

実はこの本をすごく読みたかったわけではないんですが、アマゾンさんに勧められ少し気になったので読んでみることに。ちなみに、ぼくが気になったのは、以下のポイント。

  • テクノロジーの進化によってお金や経済の仕組みが変わる
  • 資本主義から価値主義へ
  • お金は単なる道具である

 
テクノロジーの進化で中長期的な将来が、どう変わって行くのかは非常に興味があったし、資本主義が終わるのはあまり想像ができなかったので「進化の方向性」が気になりました。だって、既得権を持つ一部の人たちがそれを離すとは思えなくないですか? それとも下克上が起こるとでも?
最後の「お金は道具」であるというのは、ぼくもそう思っているので共感できるのでは、と。



テクノロジーの進化による変化

まずお金や経済の進化についてですが、ビットコインに代表される仮想通貨やシェアリングエコノミーの話を事例に構成されています。仮想通貨についてはそれほど興味は持っていなかったものの、この本を読んで単なる投機的な流行りだけではなく、将来的な可能性もなくはないなぁと思いました。ただ、技術の進化としてはその将来性を理解できるんですが、貨幣価値の保証という面では若干疑問でした。保証者が国家ではなくなった場合に、継続的に上手く回り続けるのかということです。

ただ興味を持ち可能性を感じたことは事実ですので、この本の後、仮想通貨関連の本を何冊か読みました。また、いくつかの取引所で口座も開設しましたが、時期尚早だと感じているので入金までには至っておりません。

シェアリングエコノミーについては、実体験を通じても経済が変わるだろうと感じています。日本で生活していると中々シェアリングエコノミーを体感する機会がないかもしれませんが、海外でUberやGrabといったサービスを使うとホントに便利だと感じるし、既存のサービスはオワコンだなぁとしみじみ思います。さらに先日のトヨタのe-paletteのようなニュースをみていると、マツダやホンダといったような製品価値を軸としたようなメーカーはニッチな方向へ先細りしていっちゃうのでは、と思っちゃいます。
 


 
いずれにせよ経済という面では、近くパラダイムシフトが起こるのは明らかかと思っています。しかし、仕組みが変わるというのは、すべてにおいて共感できるものではなかったです。
 

価値とお金

国が発行するお金を基盤とする経済システムは、仮想通貨に代表されるモノのように変化していくだろうという予想のもと、それがあたりまえとなる世代は、バブルなおっさん世代のようにお金に欲情しなくなるとのこと。その代わりに「情熱を傾けられること」に変わっていくと言っているんだけど、正直「えっ、いまさら?」っていう感じです。

そんなことは社会人1年目で気がつくのでは?
お金なんて「遊ぶ(生きる)」ための道具だから、使うこと稼ぐことのバランスが重要なはず。お金に欲情して自分の時間を犠牲にするなんて昔から無いなって感じ。少しでも稼ぐためにムダに残業したり、お金のためにストレスの高い仕事をしている人たちって全然理解できない。何のために生きてるのって思うし、寂しい人、つまらない人だなぁと思ってしまう。

趣味の楽しい時間を過ごすため、家族と笑って過ごすため等々、それらを実現するために道具としての「お金」が必要なのは本質を見れば明らかなのでは?
豚に真珠じゃないけど、使う機会がなければ「ただの紙切れ」ですよね。