1ヶ月で一発合格。独学で簿記3級に合格する方法

1ヶ月で一発合格。独学で簿記3級に合格する方法

確定申告の季節がやってきました。みなさんはもう申告書の作成を終えましたか?
ぼくの妻は青色申告をしているので、確定申告はマストです。ただ、妻がといっても青色申告をさせたのは僕なので、確定申告の申告書作成は僕の義務となっています。

青色申告をさせた当時、僕には確定申告の知識も経理的な知識も全く持ち合わせていなかったので、とりあえず簿記を勉強しました。ただし、勉強をするにしても目標がないとなかなか頑張れないので、約1ヶ月後にあった簿記3級の検定に申込み合格することを目標としました。

 

簿記3級の内容

まず簿記3級に求められる内容ですが、商工会議所のHPでは以下のようになっています。
 

ビジネスパーソンに必須の基礎知識。経理・財務担当以外でも、職種にかかわらず評価する企業が多い。基本的な商業簿記を修得し、経理関連書類の適切な処理や青色申告書類の作成など、初歩的な実務がある程度できる。中小企業や個人商店の経理事務に役立つ。

 
一応、僕も会社員でありビジネスパーソンです。必須の基礎知識かと言われてもやっぱり職種によるような気がしますが、管理職やある程度の地位につく人は少なくとも同等の知識はあった方が良いかと思います。一方で青色申告者としてはドンピシャで大変役立っています。いずれは副業的に会社を起こそうかと思っているので、きっとその際にも役立てると信じています。

また、検定内容については「商業簿記」より5題以内、検定時間120分で出題され、70%以上の点数で合格できます。なお、商業簿記は以下のように定義されています。
 

「購買活動や販売活動など、企業外部との取引を記録・計算 する技能で、企業を取り巻く関係者(経営管理者・取引先・出資者等)に対し、適切、かつ正確な報告(決算書作成)を行うためのもの」

 

簿記3級の難易度と合格率

結論からいうと、簿記3級の難易度はそれほど高くないと思います。しかし、合格率は30%~40%程度と思ったよりも合格者が少なく、半数以上は合格することができないのが実情です。ですので、しっかりと勉強していれば問題ないでしょうが、甘く見ていると合格できなくなってしまいます。

  合格者数 合格率
147回 35,868名 40.3%
146回 35,868名 40.3%
145回 38,289名 47.4%
144回 42,558名 45.1%
143回 28,705名 34.2%
142回 23,701名 26.6%
141回 22,094名 26.1%

 
ちなみに合格に必要な勉強時間は約50~100時間だと言われています。つまり1ヶ月で簿記3級を合格するためには、1日2〜3時間の勉強時間を確保する必要があるということです。

簿記3級合格のための勉強方法

では、僕がやった勉強方法です。1か月と書きましたが、実際に机に向かったのは2週間ぐらいです。

参考書を読む( 1〜2週目)

まず、最初の2週間ぐらいは往復の通勤電車内で参考書を読みました。電車に乗っている時間は片道30分ぐらいで、その半分の15分ぐらいは座れるのでその間のみです。なので、1日30分程度、参考書に目を通すということですね。

最初は聞き慣れない単語が出てきて、なかなか進まないと思いますが、気にせずまずは読み進めていけば良いと思います。一度読めば、ザックリとした内容が分かるはずですので、もう一度改めて読んでみてください。すると、あぁなるほど、そういうことだったのか、となってきます。ぼくはここまでで大体2週間ぐらいです。早い人なら1日目に1回読んで、2日目に2回目を読むぐらいはできそうですね。僕は電車の揺れが心地よく、なかなか進めませんでした(笑)
 
※書店で見比べた中で一番理解しやすそうだったので、僕はこのテキストを使いました
 

練習問題を解いてみる(3週目)

残り2週間。ここからようやく机に向かいます。まずは練習問題。復習的に参考書についている簡単な問題を一通り解いてみてください。参考書を読んだだけだと理解できてないことが沢山あります。都度振り返りながら進めていくと、なかなかすべての問題を解き終われません。1日に1~2時間程度のペースでやっていたら、僕はこの作業に1週間掛かりました。

過去問や予想問題をひたすら解く(4週目)

ここからラストスパート、実践トレーニングです。1日にひとつずつ過去問、あるいは予想問題を時間を計りながら解いていきます。終わったら答え合わせをし、間違った場所を「なぜ間違ったのか」「理解できているのか」を分析します。大抵の場合は、理解が浅いことが原因です。ですので、正解できなかった部分は、理解できるようになるまでその場で復習していきます。ケアレスミスであれば、見直す時間が取れるようになれば減ると思いますので、それほど問題はないでしょう。

僕の場合、最初の3日間はお話にならないぐらい点数が取れませんでした。なので、ものすごく焦りましたが、悪いながらも着実に取れる点数は上がっていきましたので、自分のやり方を信じて続けていきました。合格点(70点)が取れるようになったのは検定2日前でした。検定前日は土曜日で仕事も休みだったため、午前中と夜に1つずつ予想問題を解き、検定当日の朝にも1つ予想問題を解いています。2日前にはじめて合格点を取った以降も回数を重ねるごとに点数は上がっていましたので、かなり自信を持って検定に望むことができました。
 
※テキストもわかりやすかったので、問題集も同じシリーズを使いました
 

簿記で使う電卓について

簿記の検定では、計算器具(電卓・そろばん)を使うことができますが、僕が検定を受けた際は、そろばんを使っている人はいませんでした。もちろん計算器具を使わずに暗算でやっても構いません。暗算に相当自信がある方は電卓よりも早いと思いますが、ほとんどの方が電卓を使用しています。僕も電卓を使いましたが、使う電卓を選ぶ際には注意が必要です。

※以下の機能がついている電卓は使用できない
・印刷(出力)機能
・メロディー(音の出る)機能
・プログラム機能(例:関数電卓等の多機能な電卓、売価計算・原価計算等の公式の記憶機能がある電卓)
・辞書機能(文字入力を含む)

 

電卓のサイズ

最近は、100均で買えるような小さなモノからB5サイズで多機能なモノまで、さまざまな電卓があります。ですが、ケチって安いモノで済ませようとしたり、大きすぎるモノを選んでしまうと検定本番で支障が出てしまいます。小さすぎるとキーが押しにくく入力ミスの原因となり、大きすぎると問題用紙をめくったり伝票を記入する際に邪魔になってしまいます。

キーの大きさと幅

キーが小さすぎたり幅が狭過ぎたりすると、2つのボタンを同時に押してしまいミスにつながります。簿記の場合、入力ミスをしてしまうと最初から計算し直しとなり、ストレスと焦りにつながります。そうならないためには、テンキーの幅と手のひらの幅が同じぐらい、もしくは少し大きめのサイズを選ぶと良いと思います。

桁数

簿記の検定では億単位の計算問題が出題されます。そのため、表示桁数が少ないと計算に手間取ってしまいます。ですので、計算機は必ず12桁のモノを選んでください。

メーカー

電卓を製造しているメーカー大手は、CASIO、SHARP、CANONの3つだと思います。この3社では機能的に大きな影響はないと思いますが、「キーの配列」は異なり配列によって使い勝手が左右されてしまいます。

なお、配列の大きな違いは『C』ボタンの位置です。各メーカーによって、異なる場所に位置しています。

シャープ・・・・・右上
カシオ・・・・・・左中
キャノン・・・・・左上

 

今まで使っていた電卓と異なるメーカーでは、いつもあるはずのところにクリアボタンがない!といったことになってしまいますので、新しく購入する際には注意が必要です。

※コスパ最強。2000円以下で機能も充実し、幅広い層にオススメ!
 

簿記3級は難しくない

いかがでしょうか?
僕の場合は、やろうと思った時に検定間近だったこともあり、1ヶ月という短期間での勝負でしたが、2ヶ月、3ヶ月と時間を掛ければもっとラクに合格できると思います。ビジネスパーソンがよく目にするBS(貸借対照表)・PL(損益計算書)も簿記3級の範疇ですので、勉強しておいても損はないはずです。ぜひ、チャレンジして合格してください。